

ビジネスマンやサラリーマンの方などにとって、通勤時のストレスは非常に悩ましい問題です。
朝から満員電車やバスで疲れ、仕事に集中できない方や満員電車が嫌すぎる方など様々です。
では通勤に強いメンタルを作るにはどうしたら良いのか。
前回の記事を見てから読み進めてください。

通勤に強いメンタルを作る3つの質問
通勤のストレスに弱い被験者に対して、次の3つの質問を考えながら通勤するように指示した実験があります。
3つの質問とは以下の通りです。
- 今日のゴールはなんだ?
- 目標のために必要な作業はなんだ?
- 今日の作業中にどんなトラブルが起きるだろうか?
この3つの質問を考えながら通勤した被験者は、6週間後に興味深い変化が起きました。
その日にやるべき作業や目標について考えながら通勤したグループは、仕事が終わっても1日の疲れが少なく、仕事への満足感も高くなった。
通勤時間をコントロールするのは不可能ですが、通勤がもたらすストレスならコントロールできます。
自分にとって意味のある時間として使うことができれば、通勤もメリットに変えられます。
インターバル読書
明確な目的さえあれば、通勤の時間内に何をしても大丈夫です。
通勤時間を使って勉強したい人におすすめなのが、インターバル読書。
細かく区切りながら行う読書術です。
- 好きな本を3分読む
- 1分だけ本から目を離し、その間に今読んだ文章を頭の中で要約する
というステップをワンセットにして、移動時間が終わるまで同じサイクルを繰り返します。
この方法で本を読むと、細かいデッドラインが次々にやってくるため、締切効果が生まれて自然と集中力がアップ。
さらに、読書のあいだに1分の要約タイムを作ることで、ダラダラと読み流よりも内容が頭に残りやすくなります。
また、目的意識を持って読書にのぞみたいときは、要約タイムのあいだに


といった質問を投げてみるのも効果的。
それだけでも目的意識が生まれ、読書がストレスからの逃避ではなく、自分にとって深い意味を持った活動に切り替わります。
長時間通勤をうまく使おう
長時間通勤は私たちの生産性を下げる大きな要因となります。
しかし、目的意識を持つことで有意義な時間にもできます。
通勤時のストレスに強いメンタルを作り、電車やバスではなく自転車で通勤することによりストレスを緩和させ健康維持をする。
それぞれが自分に最もあった通勤方法やストレス対策を見つけてみるのも良し、自分が過去に紹介したものを参考にしてみるも良し。
通勤時のストレスに負けないメンタルを作りましょう。


