どうも、普段は恋愛系について書いているインフラエンジニアのTです。
ふと仕事中に「ブログのリソース監視したいなぁ」と思い、仕事中にせっせとググってました(仕事しろ)
本業でもいろんな監視ツールを使って、サーバーやらネットワークやらを監視しているので、やり方はある程度わかる。
しかも運用ではなく構築よりなので、1,2時間もあれば余裕でできる。
でもお金はかけたくない。無料でやりたい。
だってリソース監視やるがために、月額数千円も払ってられん。
なので、無料でできるリソース監視をググった結果、何がベストな方法なのか。
今回はそんな、SEOガン無視備忘録記事です(Qiitaで書け)
目次
リソース監視の完成形のイメージ

ぼくの中でリソース監視というと、muninとかprometheusのイメージ。
わからない人は、FXのチャートとかを思い浮かべるとわかるかも。
折れ線グラフがギュインギュインになってるアレ。
ぼくはアレを目指したい。
当ブログのCPUの負荷がどれぐらいで、メモリをどのぐらい食ってて、スループットがどのぐらいで〜という感じ。
ぼくの中ではmuninやprometheusのあのグラフこそが、男のロマンだと勝手に思っている。
だってシンプルにかっこいいから。
なので、今回の完成形のイメージは「サーバーにmuninを入れて、かっこいいリソース監視画面を作る」とする。
※ここではまだ何も気づいていなかった。
サーバーとドメインどうするのか問題
まず初めに、リソース監視をするにしても、まずはサーバーとドメインが必要じゃんと思った。
今回の目的は、無料でリソース監視をすることなので、サーバーを借りるにしても、無料サーバー一択となる。
ドメインについては、当ブログで使っているドメイン(サブドメイン)を使えば問題ないはず。
あとは無料のレンタルサーバーなのだが、種類が多くてここが1番悩んだしどれも微妙。
SSH接続してコマンドライン上で、yum install 〜とかしながらソフトウェアをインストールしたいのに、SSH接続できたいサーバーばかり。
スペックとかはどうでもいい(よくない)けど、SSH接続できる無料のものがあればいい。
XServerの無料版?にXFREEという無料サーバーがあったが、SSH接続できないのでボツ。
そんな中、XREAとかいう初耳の無料サーバーがあり、しかもSSH接続可能だとか。
即採用しようと思ったが「ん、待てよ」とぼくの中で何かがざわざわしてきた。
稼働中のサーバーにmunin入れなきゃいけない問題
ぼくの完成形のイメージは、サーバーにmuninを入れて、かっこいいリソース監視画面を作る。
しかしここでようやく気がつく。
「muninのインストールって、稼働中のサーバーにも入れなきゃダメじゃん」と。
詳しく説明すると長くなるので省略するが、muninは新サーバーだけに入れても無意味。
なぜなら値を取ってくれないから。
だから稼働中のサーバーにもmuninをインストールする必要があるが、ここで再びざわざわしだす。
「稼働中のサーバーにmuninを入れてもいいけど、変な動作したり、最悪ブログ見れなくなったらヤバくね?」
そう、力技で入れることもできるが、最悪な事態が起きるかもしれない状況で、中央突破はできない(インフラエンジニアの血が騒ぐ)
本末転倒だけは絶対に避けなければいけない。
なので、ぼくの中から「サーバーにmuninを入れて、かっこいいリソース監視画面を作る」という目的は終わった。
まぁ他にもいろんな監視ツールがあるから、稼働サーバーに影響が出ない程度にリソース監視ができるかもだけど、この案は白紙に戻すことにした。
リソース監視はSite24x7を使うことに決定

その後も仕事中にひたすらググり続け、Site24x7なるサービスを発見(仕事しろ)
どうやらサーバーもドメインもいらないらしく、30日間まで無料で使える「クラウド型Webサイト監視ツール」らしい。
Webページの監視とかパフォーマンスを分析してくれる優れものだとか。
これならサーバー契約しなくていいし、30日間までなら無料で使えるし、なんと言ってもクソ楽に設定できる。
なので、今回のリソース監視は「Site24x7」を使うことに決定した。
Site24x7の登録&設定
設定が楽すぎて5分で完了した。
まずSite24x7へアクセスし、プランを選ぶ。
どれも30日間無料だからなんでもいい。

次にユーザー作成が必要らしく、適当にポチポチ。

サインアップしたら、監視したいサービスを選ぶらしい。
今回は「Webサイトとインターネット」にした。

TOPページに遷移したら、監視したいWebページのドメインをコピペ。
表示名とかチェック間隔とかはお好みでOK。

次によくわからない画面になるが、デフォルトのままでOK。
変にいじるよりデフォルトの方がいい。

はい。設定完了。
あとは勝手にWebサイトの値を取得してくれるので待機。
なかなかかっこいい見た目になった
本記事を書きながら待ってたら、グラフがいい感じになってた。



他にもDNSサーバーとかSMTPサーバーとかのリソース監視もできる。
無料なのに機能が豊富だし、なんと言ってもかっこいい。
こんな画面をスタバでMac book開きながら見てたら大物感が出る。
とりあえずは、ほぼイメージ通りの形になったから良かった。
【注意】Google Analyticsの設定が必要かも
Site24x7を使う前に、Google Analyticsでフィルタ設定をした方が良いかも。
Site24x7を設定すると、監視ボットが一定間隔でWebサイトへコンコンしてくるので、Analyticsがおかしくなる(Qiitaが言ってた)
「お、バズったかな!?」みたいに急激にPV数が増えるから、Site24x7を設定する前に、フィルタ設定をした方が正確な値が取れる。
設定内容はこちら。

- フィルタ名: 任意
- フィルタの種類: 「カスタム」→「除外」
- フィルタフィールド: ブラウザのバージョン
- フィルタパターン: \.247$
これで監視ボットのアクセスはカウントしなくなる。
WordPressのプラグインでも監視ができる【オススメしない】

WordPressのプラグインで「monitoringplus」なるものがあるらしく、それでも監視できるっぽい。
たぶんそっちの方が手軽に設定できるが、ぼくはオススメしない。
なぜなら、はっきり言っていらない監視のプラグインをインストールするとSEO的に逆効果になる。
Jetpack1つあれば、ほとんどの人はことが足りると思う。
ぼくみたいに「ブログのリソース監視やりたいなぁ」なんて思う人は、100人に1人ぐらい。
だからリソース監視をやるならば、もう1つサーバーを用意するか、今回のように外部のサービスを使うのがベスト。
まとめ

muninでやりたかったなぁ。
いやSite24x7が悪いとかじゃなく、むしろ良い方なんだけど、当初の目的がmuninだったから、なんかモヤモヤする。
まぁでも、ブログが吹っ飛んででもやるようなことじゃないしたぶん。
とりあえず仕事します。
