

以前、私がTwitterで次のようなことをツイートしました。
教卓があって黒板があって机と椅子があって。
学校みたいなオフィスあれば良いな〜って。もう1度学生の頃に戻ったかのような気持ちになれると思うんですよ。
もう1度学生の頃に戻りたくないですか??
— T@ペー (@T23853299) March 25, 2019
こちらのツイートには、そこそこのいいね!とコメントをもらいました。
みなさんも私の同じ考えなのかな~と思いましたが、あなたはどう思いますか??
大体の会社は、どうもオフィスの中が堅苦しい雰囲気であったり、全く遊び心のないデザインになっていたりします。
月へ行けるような社長がいる某有名会社なんかは、これに当てはまらないと思いますし、クリエイティブな仕事をしていたりアイディア勝負な会社なんかは、華やかなオフィスで遊び心のあるデザインになっているかと。
しかし、どの会社もそのようなデザインにすることはできないですよね?
また、してみたいと思っても相当なお金がかかるので、実現するのはかなり難しいです。
でもやってみたい!!と思う方も多くいるのが現実で・・・
そんな時どうすれば良いのか考えました。


そこで思いついたのが、廃校の活用でした。
- 簡単に遊び心あるデザインが手に入る
- 学生気分をもう1度体験できる
- 廃校を取り壊すよりもお金がかからない
- 田舎の廃校を活用すれば、地域貢献にもなる
- 多くの方から注目される
以上のようなメリットがあると思いました。
では、実際に廃校を活用することは可能なのか。
全国の廃校数
まずは全国にどのくらい廃校があるのか。
文部科学省が平成28年5月1日時点での廃校数を調べていました。
調査対象は、全国の公立小・中・高に加え、義務教育学校や中等教育学校、特別支援学校です。
施設が現在している廃校数 | 5,943校 |
活用されているもの | 4,198校(70.6%) |
活用されていないもの | 1,745校(29.4%) |
取り壊しの予定 | 171校(2.9%) |
表からわかる通り、約30%もの廃校が活用されていない状況になっています。
また、そのうちの約3%はすでに取り壊しの予定となっており、これからさらに少子高齢化社会になっていくため、この数は増え続けることが予想されます。
この状況を打破するためにも、廃校を使って会社を設立するのは合理的なのではないのかと思います。
現在の活用例
先程の表からわかる通り、すでに活用されている廃校数は約70%です。
では現在活用されている廃校はどのような用途で使用されているのか。
- 地域の体育館
- 公民館
- 老人ホーム
- 保育所
- 工場やオフィス
- 体験交流施設
これらのデータも文部科学省の調べによるものです。
主に人がたくさん集まれるような場所として活用されているのがわかります。
学校特有の、教室という区切られた空間と人がたくさん集まれる体育館をうまく活用しています。
また、オフィスとしてもすでに使用されているんですね~。
オフィスの活用は現実的か?
すでにオフィスとして使用されていることがわかったので、会社を設立することができる!!
と思ったのですが、私が調べたところ、オフィスというよりも事務所みたいな役割の所が多く、1つの会社として設立している所は見つけることができませんでした。
そこで、実際に1つの会社として設立することは現実的なのか。
少し調べてみました。
金銭面
廃校の活用の仕方次第で、国庫補助金制度を受けることができます。
簡単に説明すると、国からの補助金です。
保育所や障害者施設や放課後児童クラブなどを廃校を活用して作りたい時に、改修にかかるお金を補助してくれるそうです。
補助してくれるお金は、どんな施設を作るのかによって決まり、対象外の施設を作ろうとなると補助してくれません。
対象となる施設が一覧になっているのですが、私が見た中ではそこに会社またはオフィスという項目はありませんでした。
よって、もし廃校を活用して会社を設立したいという場合は、自腹を切ってしなければいけない可能性が高いです。
金銭的余裕のある人じゃないとなかなか厳しいですね。
セキュリティ面
どの会社でも個人情報やプライバシーなどの情報漏えい対策は、かなり厳重に行っています。
オフィスに入るにもカードリーダーや指紋認証などが必要な世の中ですが、廃校を会社として設立した場合、このようなことは実現可能なのか。
私なりに考えてみました。
- 校門にかなり頑丈なゲートを作る?
- それとも廃校(会社)には入れるけど、教室(オフィス)には入れないようにセキュリティ対策をする?
- 広い廃校(会社)全体をどう守る?
- 校門以外にも入り口はたくさんあるが、全てにロックをかける?
- 深夜に不審者が入った場合はどうする?セコムを設置する?
他にも多くの問題点があるかと思いますが、どこまでセキュリティ対策するのかが重要になってくるかと思いました。
どのような会社を作るのか
いざ会社を作るとなった場合、どのような会社を作るのかが最も重要です。
これに関してはそれぞれ意見があると思いますので、コメントorお問い合わせにて意見などを教えてください。
私が考えているのは、事業内容などは全く想像できていないのですが、仕事に疲れたら体育館で少しリフレッシュしたり、黒板に絵や落書きを書いたり、50分もしくは55分単位でちゃんとチャイムがなって5分or10分休憩をとるような、学生時代の延長線で仕事ができれば良いかなと考えています。
廃校を活用する理由は、学生気分をもう1度体験したいからなわけであって、かしこまった雰囲気やピリピリしたムードはいらないです。
- 学生時代をもう1度体験したい
- 学生時代をやり直したい
- またあの雰囲気を感じてみたい
実際に学生時代に戻ることは不可能ですので、廃校を活用して会社を設立することによって疑似体験ができるのではないかと思います。
正直、私はお金も知識も経験もなく、今回のようなアイディアを思いつくことしかできないのですが、実現させることができたら良いなと思っています。
つらつらと書きましたが、みなさんのアイディアをお待ちしております!!
