人生

お金が命の価値を軽くする!?命の価値はお金にしたら幾らですか??

こんばんはこんにちは、Tです!

 

命の価値をお金にしたら幾らでしょうか??

 

非常に不謹慎な質問にも思えますが、実社会ではこれが問われる場面が多く存在します。

 

いったい、命の価値はお金にしたら幾らになるのか。

そんな不謹慎極まりない疑問を紐解いていきます。

命の価値は保険料!?

命の価値は毎月支払っている保険料によって決まるでしょう。

 

たとえば交通事故。

毎年5,000人弱もの人が交通事故で亡くなっています。

損害賠償を要求される加害者もそれに近い人数がいるということです。

この場合、司法手続きにのっとり「命の価値」が計算され、加害者もしくは保険会社から遺族への支払い請求が出されます。

その金額が「命の価値」となります。

 

もっと身近なところでは、生命保険がそうです。

月々〇〇円の掛け金を支払えば、死亡時に△△円受け取ることができます。

などと具体的な数値となって、「命の価値」が提示されます。

支払い可能額、つまり経済力に応じて算出されるこれが「命の価値」

動物の命の価値は10ユーロ以下!?

人間ではなく、動物の話しになった場合はどうでしょうか。

ヒトと動物ではどちらの「命」が重いでしょうか?

 

ペットショップでは「命の売買」が日常的に行われていますし、製薬会社ではネズミと引き換えに、ヒトを救うための薬が日々探索されています。

 

ボン大学のフォーク博士らは動物の「命の価値」について研究しました。

実験はシンプルなもので、研究施設で不要なネズミを殺すことになりました。その時、2つの選択肢が提示されます。

  1. 10ユーロもらう
  2. その10ユーロをもらわずに寄付すればネズミは継続飼育され、天寿を全うする

これは見せかけの実験ではなく、現実に選択した通りになります。

参加者には事前に、ネズミがまだ若くて健康であること、平均寿命が約2年であることなどを説明しネズミの生態系や殺処分の方法などの映像を見てもらいました。

その上で選択してもらった結果、46%の人が現金をもらうことを選びました。

約半数の人にとってネズミの命は10ユーロ以下の価値でしかないわけです。

市場原理を導入するとさらに価値が下がる

フォーク博士らはさらに興味深い事実を見いだしました。

 

先程の選択に「市場原理」を導入したのです。

参加者に「売り手」と「買い手」のグループに分けてもらい、ネズミの命を救うか、10ユーロずつもらうかという仮想的な「取引」を行う状況を作りました。

すると、75%の確率でトレードが成立。

つまり先程の選択状況よりも多くのネズミの命が奪われました。

 

この結果から次のようなことがわかります。

  • 市場原理はモラルを低下させる
  • マーケットが存在するという事実自体が、ネズミを犠牲にするという選択があり得るという社会的シグナルとなっている

 

博士らはこの事実に関して次のように述べています。

取引現場では複数の人がいるため、それだけで罪悪感が分割される。また周囲の人がネズミを犠牲にしているのを見れば、モラルはさらに低下しやすくなる。

お金と命の価値はイコールの関係ではない

「命の価値」を10ユーロ以下にするのも、枯葉程度の重みにしているのも、お金の存在です。

お金をなくてはならないものですし、便利なツールです。

しかし、「なんでもお金で買える」と考えた瞬間、お金は心を潤すものから心を枯らすものへと変わってしまいます。

 

お金をたくさんもっているから何をしてもある程度はお金で解決できてしまう。

そんな風に思ってしまった瞬間、あなたの中ではお金と命の価値はイコールの関係になってしまっています。

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T@ペー
T@ペー
24歳の凡人サラリーマン。Fラン大学→地方の中小企業就職/マッチングアプリで出会った経験から、マッチングアプリ/汗っかきのため汗系について発信しています!週3日のペースでブログ更新中です。Twitterでも発信しており、フォロワー数3,550名を超えました。よろしければフォローもよろしくお願いしますm(_ _)m