人生

未来の自分は想像よりも変化するのはなぜなのか?

こんばんはこんにちは、Tです!

 

あなたは自分の未来を想像したことはありますか?

たとえば3年後の自分は何をしているでしょうか。

  • 現在とそれほど変わらない生活をしている?
  • 宝くじがあたって悠々自適の生活をしている?
  • リストラされて生活に苦しんでいる?
  • 結婚し幸せな家庭を築いている?
  • 大病を患って闘病生活をしている?

他にも様々なことを想像できますが、多くの人は自分が3年後にがんになっている可能性を想像しません。

実際のがんの発症率は想像よりもはるかに高いはずなのに、不思議なことです。

 

あなたが現在想像している未来は必ず変化しますし、変化するのは当然です。

ではなぜ未来は変化するのか。

結論としては

  1. 過去に比べて、将来の自分像を具体的にイメージするのが難しい。
  2. 人はもともと安定性を求め、自分の本質が変わってしまうことを想像することが不快。

これらについて説明していきます。

未来の自分は想像よりも変化するのはなぜなのか?

未来が想像よりも変化するのは当然だという考えに基づいて話していきます。

自分の状況やモノの価値は変わらないと思い込む傾向がある

人は自分の状況やモノの価値は変わらないと思い込む傾向があります。

例を挙げると次のようなことです。

  • 10代の若者にはタトゥーにお金を掛ける人がいるが、成人後にかつての過ちを消すために高い代金を払う。
  • 結婚を切望した人と離婚することを切望する中年。
  • 若かりし頃にレストランで蓄えたものを健康スパやジムで取り除こうと努力する中年。

どうして人は過去の自分を後悔するハメになるのでしょうか?

歴史の終わり錯覚

ハーバード大学のギルバード博士らは、「現在の自分の状況は今後も変わらないと勘違いするからだ」と指摘しました。

そして、そんな傾向を示すデータがあります。

18歳~68歳までの19,000人を超える人への丁寧な調査によって得た統計値です。

たとえば親友。

  1. 現在の親友のうち10年前も親友だった人数をa人。
  2. 10年後も親友であると期待できる人数をb人。

アンケート結果を集計すると、常に「a>b」の関係になるそうです。

つまり実際に過去の自分に起こった変化に比べ、将来の自分に起こる変化を低く見積もり、「今の親友との絆は固い」と勘違いするわけです。

 

この傾向は親友だけでなく、次のようなことまで見られました。

  • 好きなミュージシャン
  • 好きな食べ物や飲み物
  • 好きな異性のタイプ
  • 趣味や休暇の過ごし方

ギルバート博士はこの傾向を「歴史の終わり錯覚」と名付けました。

歴史の終わり錯覚は性格や個性にも見られる

ギルバート博士らは、歴史の終わり錯覚は好みだけでなく、性格や個性にも「自分は一貫している」と思い込む傾向があると述べています。

  • 誠実さ
  • 友好性
  • 精神安定性
  • 好奇心
  • 外向性や内向性

これらについても10年前の自分と今を比べてもらうと、実はかなり変わっているのにもかかわらず、「今後10年どれほど変化するか」と問うと「あまり変化しない」と答えるのです。

未来の自分が想像よりも変化するのは、年齢の問題ではない

先程紹介した「歴史の終わり錯覚」は若い人に強く見られる傾向が多少あるものの、どの年齢層でも普遍的に生じます。

 

ではなぜこの錯覚が生じるのか?

その理由は、初めに説明したものに繋がります。

  1. 過去に比べて、将来の自分像を具体的にイメージするのが難しい。
  2. 人はもともと安定性を求め、自分の本質が変わってしまうことを想像することが不快。

これらが「歴史の終わり錯覚」を生じさせる原因なのではないかと、推測されます。

現在の自分は確固たる存在ではない

「歴史の終わり錯覚」が実証された以上、現在の自分はそれほど確固たる存在ではないです。

将来どんな変化が自分に起こっても不思議ではない!

そう思いながら、これからの人生を設計しておくくらいが、後悔の少ない生き方へとつながるのかもしれません。

 

※今回説明した内容以外にも、知っておくとおもしろい脳の仕組みや豆知識などが非常に簡単に書いてあるので、興味がある方は以下の「脳はなにげに不公平」という本を読んでみてください。

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T@ペー
T@ペー
24歳の凡人サラリーマン。Fラン大学→地方の中小企業就職/マッチングアプリで出会った経験から、マッチングアプリ/汗っかきのため汗系について発信しています!週3日のペースでブログ更新中です。Twitterでも発信しており、フォロワー数3,550名を超えました。よろしければフォローもよろしくお願いしますm(_ _)m